不妊治療を始めてまず最初に始めるのがタイミング療法です。名前の通りタイミングを計って排卵日に性行為をする事です。不妊治療を始めたばかりの時は医師も原因を探索しながらです。一番欠かせないデータが基礎体温です。
基礎体温・・・婦人体温計を毎朝起床時(なるべく同じ時間)に口に挟んで計測。それを基礎体温表に書いてグラフ化する。
タイミング療法の方法
医師は、この基礎体温表を見て正常な月経周期が来ているか確認すると共に、エコーで、頸管粘膜の状態や子宮の状態を見て排卵する日を正確に予測します。
タイミング療法の費用
1クール約1万円ぐらいです。
[内訳]診察料(初診+再診が3~4回)、エコーが2回ぐらい、ホルモン採血1~2回、(ホルモン剤内服+筋肉注射など)
※排卵コントロールをする注射によっては一本何千円もする高価なものもあります。この内訳には安価な薬代で計算してます。
タイミング療法のポイント
私の通っていたクリニックでは排卵日の3日前からは性行為は禁止して下さいと医師に言われました。あとは何しても、何回してもいいそうです。
主な検査
基礎体温測定、経膣超音波診断(エコー)、頸管粘液検査、細菌検査、ホルモン検査、一般精液検査、フーナーテスト(ヒューナー)、(坑精子抗体検査)
どのぐらいの期間?
これは、年齢や医師の考えによると思いますが長くても6クール(半年程度)ぐらいです。このタイミング療法で半年程度様子をみて、うまく妊娠しないようですと次のステップに進むか相談することになります。
私の場合は結婚して3年経ってましたし精子の検査も兼ねる意味で、早々に人工授精(AIH)を行いました。
けれど、病院の連休や旅行などで人工授精のタイミングが合わない事もあります。その時はこのタイミング療法をしていました。