不正出血とは月経や分娩などの正常な時期以外で起こる女性器からの出血のことをいいます。
不正出血と言っても、原因はさまざまですし、異常ではないこともあります。以下のようにまとめましたので参考にして下さい。
不正出血の原因
不正出血の原因には以下のようなものがあります。
- ホルモンバランスの乱れ
- 癌
- ポリープ子宮頚管
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- クラミジア、トリコモナス、淋病などの性感染症
- 膣炎(細菌性膣炎)、卵管炎などの炎症
- 性交による膣壁や子宮膣部びらんの擦過傷
- 頻発月経、過長月経などの月経異常
- 排卵出血
- 着床出血、流産、切迫流産、子宮外妊娠、胞状奇胎など妊娠関係
- 異物(タンポンなど)
- 萎縮性膣炎などの萎縮
不正出血に対する治療法
気になったらまずは婦人科へ相談してください! それぞれの原因に応じて適切な治療法があります(薬・処置・手術など) 。出血の量に応じて、止血剤や中用量ピルなどのホルモン剤が処方される場合があります。
心配の要らない不正出血
以下の不正出血は生理現象で起こる場合があります。病気ではないので心配いりません。
- 排卵出血・・・排卵の時期に2~3日程度の少量の出血がある場合があります。
- 着床出血・・・排卵1~2週間後(生理予定日の約1週間前から生理予定日前後)くらいの、着床時または着床後くらいの時期に起こります。妊娠している合図ですが月経と間違いやすいので注意してください。
”気になったら自分で調べて判断するよりまずは近くの婦人科へ!”
60歳にして久しぶりのセックス、微量な出血がありほかになにもありませんでした。出血は明るい色でほんの少しで止まりました。擦過傷のように思えるのですが…