結婚してから3年がたち、そろそろ子供ができてもいいのになと思っていた時にタイミング良く、市からの子宮がん検診の受診表をもらい婦人科へ行き検査のついでに不妊治療の相談を受けました。

医師からは「りっぱな不妊症ですね」と言われました。

積極的に子作りしようとしていた訳ではなかったし、この頃は30歳。まだ、自分が不妊症だと自覚できませんでした。思わず医師に「でも、不正出血も2年前の時だけでしたし不妊症になるような原因は思い浮かばないんですが・・・」と聞きました。

医師は丁寧に「避妊しないで夫婦生活して2年間妊娠経験を一度もしなdr2いと、完全に不妊症なんですよ!アメリカじゃ結婚して1年たって妊娠しなくても婦人科に来るんです。不妊症なんて、原因不明が多いから不妊症って呼ばれてるようなもんだしね。」と話してくれました。

(恥ずかしい・・・なんて馬鹿な質問したんだろう。)

不妊症の原因って卵ができない、女性器に異常がある、精子が少ないなどのきちんと病名のつく場合しか考えていませんでした。夫婦に特に異常がないのに子供ができない原因不明の不妊症。不妊症全体の15%ぐらいは原因が分からないようです。

これは看護師の性分だと思いますが、原因不明の疾患はあるものの、それに応じて反応する身体の変化や現状を色々理由付けといいますかアセスメントしてないと気が済まないのです。それなのに、原因不明の不妊症。今までにない不安が襲ってきました。どこかが悪いから子供ができない!と言われたほうがショックはあるけどはっきりできると思ったほどです。(これから約2年後に私の原因は多嚢胞性卵巣症候群だと分かりました)

ここから私の妊活がスタートしました

baby”妊娠することは当たり前ではない”