不妊治療といっても年齢や時期や不妊の原因によって人それぞれですが、一般治療と特殊治療に大きく分かれています。
一般治療
どの婦人科でも行えます。(検査もしながら長くて約2年ぐらい)
- タイミング療法・・・基礎体温とエコーで排卵日を予測
- 排卵調節法+タイミング法・・・薬で排卵日を調節
- 人工授精(AIH)・・・排卵日を薬で調節しながら、精子を注射器で子宮に送る
特殊治療
不妊センターやウィメンズクリニックなど不妊症専門の医療機関。(不妊治療始めて約2年~)
- 生殖補助医療(ART)・・・体外受精(IVF)/ 顕微授精(ICSI)/胚移植(ET)採った卵子と精子を体外で受精させてその胚(受精卵)を子宮に移植(戻す)します。
流れが分かったところで一番大事なのは不妊治療カップルの協力度です。男性の検査は必須ですし、精液を何回も提出します。時には医師と夫婦で相談会や不妊学級をします。普段は女性が受診しますが治療する際は時間が決められます。
1~3の治療は「じゃ、今日か明日に夫婦生活してね。」と言われたり、「3日後に人工授精するから夫婦生活はしないで、3日後の○時に旦那さんの精液持ってきてね。」と言われます。
原因を調べたときに「どっちが悪い」と思うのでなく、その原因に対して2人で協力して治療することが大事です。
医師との信頼関係もその次に大事です。